近年、急速に普及する生成AIを支える新たな生産拠点が、福島市に誕生することになり、17日、起工式が行われました。
ガラス繊維などを手がける日東紡績の新たな工場の起工式には、関係者およそ40人が出席しました。近年、急速に進化・普及する生成AI技術の発展に対応しようと福島市に建てられるこちらの工場。生産されるのは、AIサーバー用の半導体の素材で、「ガラスクロス」と呼ばれるガラスの糸で織られた布です。
着工を前に、17日は神事が行われ、関係者が工事の安全を祈願しました。
日東紡績・多田弘行社長「福島という拠点をこれまで以上に大きくして、世界中のユーザーにしっかりとした品質の製品を届けることで貢献できれば」
工場は2026年12月に竣工し、27年1月から試運転を始める予定です。
