アメリカの関税措置やコメの価格高騰への支援を盛り込んだ補正予算などを審議する福島県議会の9月定例会が開会しました。

県議会の9月定例会は16日に開会し、総額42億8400万円の補正予算案などが県から提出されました。今回の補正予算案には、アメリカの関税措置に対する中小企業への支援や、コメの価格高騰への対策として、県内の酒蔵が酒米を購入する際に、一部を補助する費用などが盛り込まれています。

また、内堀知事は、県内の人口減少について、「社会減が3年連続で全国最多となるなど、厳しい状況にある」との認識を示し、「オール福島で対策に取り組む」などと述べました。

県議会は、18日から各会派による代表質問が始まり、10月2日まで開かれています。