福島県いわき市では、秋の味覚のナシが、早くも収穫最盛期を迎えています。
たわわに実った秋の味覚・ナシ。いわき市小川町にある草野博明さんの畑では、25アールの面積に、およそ130本のナシの木を育てています。

今年は、暑い日が続いたことから、例年より4、5日早い、8月8日から収穫が始まりました。この時期に収穫する品種は、代表格の「幸水」。甘味が強く、シャリシャリとした食感が特徴です。
草野梨園・草野博明さん「今は暑いので、一旦冷蔵庫で冷やして食べると一層おいしくなります」
市内の選果場では、11日から出荷作業が始まりました。収穫されたナシは、光センサーで糖度を測るなどして次々と箱詰めされていきます。
選果場によりますと、今年は5月と6月に雨が少なかった影響で、実は小ぶりとなった一方、糖度は例年と比べ1~2度高いということです。選果場では、10月中旬までに5品種およそ300トンを出荷する予定です。
