福島県会津若松市にあるJAの集出荷施設「会津野菜館」では今、福島県の主力品目でもあるアスパラガス、キュウリ、チェリートマトの選果・出荷が最盛期を迎えています。

特にキュウリは例年よりも多く、今年は1日あたり18~20トン、チェリートマトは1日あたり3~4トンの集出荷作業が行われています。最盛期の今は120人ほどで作業が行われ、おいしい会津の野菜が消費者のもとへ届けられています。

JA全農福島の高橋涼さんは「会津のアスパラガス、チェリートマト、キュウリはどれもおいしいと評判を頂いている。県内の消費者にはもちろん、全国へ会津産の野菜を届けていきたい」と、話していました。

2020年に稼働を始めた「会津野菜館」は、JA会津よつばとJA全農福島の共同運営により業務の効率化を図るだけでなく、JAは営農指導体制を強化、全農は販売事業に特化するといった、それぞれの機能を強化していく全国でもモデル的な施設です。

さらに、今後はGAP認証を取得した農家が手がける青果物も集出荷する施設を目指し、JA会津よつば管内におけるGAP取得農家のさらなる拡大と推進を図るということです。