今年4月に行われた小学生と中学生を対象とした全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)で、福島県内の公立学校の平均正答率がすべての教科で全国平均を下回ったことがわかりました。
全国学力テストは、小学6年生と中学3年生を対象に行われ、県内ではおよそ2万6000人が受けました。その結果によりますと、小学6年生は国語の正答率が65%、算数は55%で全国平均を下回ったほか、中学3年生は国語の正答率が53%、数学は45%とこちらも全国平均を下回りました。すべての教科で全国平均を下回るのは4年連続です。
また、3年に1回調査が行われる理科の正答率やスコアも全国平均を下回りました。県の鈴木竜次教育長は「学びを支える教師に寄り添った伴走支援を充実させる」などとコメントしています。