高気圧に覆われ、晴れやくもりとなった18日。仙台管区気象台は、福島県内を含む「東北南部が梅雨明けしたとみられる」と発表しました。平年より6日早く、去年より14日早い梅雨明けです。

佐々木夢夏アナウンサー「午前9時すぎの福島駅前です。風が強く吹いていて、体感はそこまで暑く感じませんが、気温計はすでに30℃を示しています」

県内は朝から気温が上がり、JR福島駅前では日傘をさしたり、水分補給したりする人の姿が見られました。

桑折町から来た人「熱中症になりそうです。午後からもっと暑くなると思うと結構つらいですね」
福島市の人「暑いジメジメして大変つらい。涼しくなるインナーを着たりあとはうちわ(を使う)」

日中の最高気温は、喜多方や浪江で34.9℃、福島で34.4℃など猛暑日に迫るところがあり、県内には熱中症警戒アラートが発表されました。県内は、19日から35℃を超える猛暑日が続く見込みで、引き続き熱中症に警戒が必要です。

こうしたなか、新地町の釣師浜海水浴場では、海開きが行われました。安全祈願祭には、大堀武町長など、関係者およそ10人が出席し、期間中の安全を祈りました。今年、県内で海開きが行われたのは、12日の楢葉町の岩沢海水浴場に次いで2か所目です。こちらでは、8月12日までの期間中におよそ3000人の来場者を見込んでいます。

新地町・大堀武町長「太平洋の海水を直接感じてもらい、自然を満喫して楽しんでもらえるようお待ちしています」

梅雨が明け、本格的な夏が到来した県内。19日は、相馬市と南相馬市、そしていわき市の合わせて6か所で海開きが行われます。