STEAM教育の元となった「STEM(ステム)教育」は、「科学」「技術」「工学」「数学」の理系中心。そこに「芸術・教養」が加わり、STEAM教育が生まれました。


文系・理系の枠を超えてそれぞれの分野を横断的に学ぶことで、IT化が進む社会で必要とされる「課題を発見する力」や、「課題を解決する力」を養います。

特に、Aの「芸術」の分野は発想力や表現力、創造力を育むことにつながり、重要な要素といわれています。


こうした課題に、子どもたちは・・・

Q.アートの時間好きですか?
園児「好きです!」「ぬりえ(が好き)。ぬることが楽しいから」

この幼稚園では、STEAM教育の一環としてICT教育も取り入れていて、子どもたちが描いた絵を写真で撮ってアニメーションにしたり、オーストラリアの幼稚園と国際交流を行ったりするなど力を入れています。


草野美恵子園長「今、日本で起こっていることを、自分で調べて自分の頭で考えて、それで行動する。そういう子になってほしいと、自立ってそういうことだと思うので」

STEAM教育は、文部科学省が去年から推進していて、おもに高校教育に取り入れられています。
IT化が進む社会で今後、ますます注目を集めそうです。