4日から始まった「歯と口の健康週間」に合わせ、児童が正しい歯の磨き方などを学ぶ特別授業が、5日、福島市の小学校で開かれました。

これは、毎年6月4日から10日の「歯と口の健康週間」に合わせて、子どもたちに歯に関する正しい知識を身に着けてもらおうと、「福島歯科医師会」が開いているものです。

福島市の余目小学校で開かれた特別授業には、全校児童およそ120人が参加し、歯垢が赤く染まる液体を使って歯磨きが行き届いていない歯を確認しました。そして、他の歯よりも高さが低い「6歳臼歯」など、歯ブラシが届きにくい部分の正しい磨き方などを教わっていました。

児童「ちゃんと歯と歯の間も忘れずに磨いていきたい」

文部科学省の調査によりますと、福島県内で虫歯がある小学生の割合は40%あまりで、全国平均を上回っています。