皆さん、その名前を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。現代アートのアーティスト、バンクシーの版画展が、21日から福島県郡山市のうすい百貨店1階で行われています。
バンダナで顔を隠した男性が、紛争地帯で投げようとしているのは、火炎瓶ではなく色鮮やかな花束。武器ではなく愛を持つことが平和の実現につながるというメッセージが込められているといわれています。

バンクシーは、社会問題を風刺的に表現する正体不明の世界的アーティストです。会場には、バンクシー作品の版画50点以上が一堂に集められ、展示・販売されています。これらは全て、長年にわたりバンクシーの複製版画を作っているイギリスの工房「West Country Prince」が制作しています。各デザインは世界で500枚限定で、そのうち1割ほどが日本に輸入されています。
偽物が出回る中、今回展示している版画の裏面には、一つ一つに本物を証明するロゴとシリアルナンバーが刻まれています。例えば、こちらの作品は、500枚中の214番目に作られたということが示されています。

バンクシーの作品を、オークションで買おうとすると、いくらすると思いますか?