梅雨の時期を前に大雨による災害を想定した訓練が10日、福島市で行われました。

この訓練は、市民に防災への意識を高めてもらおうと福島市が毎年この時期に行っているもので今年は、大雨による災害が発生した想定で行われました。会場となった市民センターは今年3月に新設された施設で、災害時は避難所として約450人を収容することができます。

10日は、近くに住む住民約100人が参加し、避難者をスムーズに受け入れるためスマートフォンで受け付けを行う実証実験が行われました。

福島市危機管理室 本田潤子係長「(災害時に)避難者は不自由な環境になると思う。いかに環境を保つか検討する必要がある」

このほか、テント型のパーテーションを組み立てる訓練も行われ、参加者は、災害時の対応を確認しました。