東邦銀行は、昨年度の決算を発表し、日銀の政策金利の引き上げなどを追い風に、2期連続の「増収増益」となりました。

東邦銀行は、9日、昨年度の連結決算を発表し、売り上げにあたる経常収益は704億4300万円と、前の年度と比べて114億5800万円増えました。また、経常利益は111億9700万円と28億7600万円増えて、2期連続の「増収増益」となりました。

増収増益となった要因については、日銀の政策金利の引き上げに伴い、貸出金の利息や有価証券の配当が増加したことなどを挙げています。

東邦銀行・佐藤稔頭取「金利ある世界の中で、少し我々も、もう一段前向きに動くことができる環境になってきていると感じている。そうした背景も受けながらお客様のお手伝いにさらに力を入れたい」

また、今年度の業績については、企業への融資の増加などにより、増収増益を見込んでいるということです。