会場を包む、紫色の光。改修工事を経て生まれ変わった福島県郡山市の「宝来屋ボンズアリーナ」です。

12日、プロバスケットボールB2福島ファイヤーボンズのこけら落としとなる試合が行われました。改修によって、アリーナの観客席はこれまでのほぼ2倍の5000席に!過去最多となる4616人のブースターが会場に詰めかけました。

この日、迎えた相手は、東地区首位で圧倒的な力を誇るアルティーリ千葉。強敵相手でしたが、声援が選手たちを後押しします。チーム最年少・佐藤星来のスリーポイント!佐藤の活躍もあり、強豪の千葉相手にボンズは前半をリードで折り返します。

しかし後半、自力で勝る千葉の攻撃を止めきれず、試合は79対86で、ボンズは敗れ、新アリーナ初戦を勝利で飾ることはできませんでした。

栗原貴宏ヘッドコーチ「試合が始まってすぐにファンの皆さんの一体感と声の大きさ、それですごく鳥肌が立ちましたし、その応援が選手を後押ししてくれたと思います」

林翔太郎キャプテン「郡山市やたくさんの人の協力のおかげでできあがったものだと思うので、来シーズンはもっともっとチームとして成長できれば良いなと思う」

そして、13日に行われた千葉との2戦目は、攻撃陣が不発で62対91で敗れました。今シーズンのホーム戦はこれが最後のため、新アリーナでの初勝利は来シーズンに持ち越しです。