プロバスケットボールB2リーグ・福島ファイヤーボンズは、29日、今シーズン全敗の信州ブレイブウォリアーズと対戦し、7試合ぶりの勝利をあげました。
ここまで6連敗と、ホームで勝利が欲しいボンズ。相手は昨シーズンまでB1の強敵・信州です。
前半からボンズは攻めたてます。キャプテン林がスリーポイントを決めてみせると、2月に加入したばかりのモリス・ウデゼの体を張ったプレーで得点を重ね、前半を14点リードで折り返します。後半に入ると、信州が猛攻を見せ、一時ボンズは4点差まで詰め寄られますが…。
井上和樹アナウンサー「笠井が運んで連続得点!」
ベテランのポイントガード笠井が2ポイントを決め、相手の流れを断ち切ります。
井上アナ「二本松出身の菅野、アイヴァナーカス、3ポイント決めました!これで50点目!」
井上アナ「ホプキンスが空きました!3ポイント決めた!ビッグマンの3ポイントが止まりません」
アイヴァナーカスとホプキンスが共に3ポイントを沈め、再び信州を突き放します。そして…。
井上アナ「ここで試合終了!78対53。今シーズン全敗の信州相手になんと25点の大差をつけてボンズが勝利しました」
7試合ぶりの勝利に、選手とスタッフ陣からは喜びと共に安堵の表情が見られました。
郡山市出身・栗原貴宏ヘッドコーチ「前回の山形戦の敗戦からしっかり選手は話し合って、気持ちを切り替えて最初から最後まで自分たちがやらなければいけないことを徹底してコート上で表現してくれた」
一方、30日に行われた第2戦では、信州の攻撃を止めきれず、72対90で悔しい敗戦。ボンズは信州との連戦を1勝1敗で終え、順位は東地区7チーム中最下位のままです。