福島県では2024年、転出者が転入者を6600人あまり上回る「転出超過」で、全国ワースト5位だったことがわかりました。
総務省が公表した人口移動報告によりますと、福島県では24年、県外への転出者が県内への転入者を6683人上回る転出超過で、全国ではワースト5位でした。
県内で転出超過となるのは29年連続で、就職や進学などを背景に若い世代を中心に、県外へ流出する状況が続いています。
福島県は、首都圏に住む県内出身者を対象とした交流イベントを開催し、Uターンを促進させるなど、人口減少対策に取り組むとしています。