福島県によりますと白河市にあるJR東日本総合研修センターの社員食堂で、16日に提供された食事を食べた複数の人が食中毒の症状を訴えたことから保健所で調査した結果、ウエルシュ菌が検出されました。このため県はこの社員食堂を3日間の営業亭停止処分にしました。
福島県と食堂を運営するJR東日本クロスステーションによりますと、福島県白河市にあるJR東日本の総合研修センターにある社員食堂で16日に宴会が開かれ、参加した35人のうち20代から50代の男女17人が、下痢や腹痛などの食中毒の症状を訴えました。医療機関の診察を受けた人はおらず、患者は全員回復しているということです。
18日に福島県の県南保健所が検査を行った結果、患者の便からウエルシュ菌が検出されました。このため県は23日、ウエルシュ菌による食中毒と断定して、この社員食堂を1月23日から3日間の営業停止処分にしました。
社員食堂は18日から営業を自粛しているということです。
社員食堂を運営するJR東日本クロスステーションは、調理後の保管方法に問題があったと推測していて、消毒の実施とともに、衛生管理を徹底することにしています。










