会津鉄道で18日、不審者が乗車したことを想定した訓練が行われ、参加者たちは、乗客の避難誘導の手順などを確認しました。
会津鉄道の会津田島駅では18日、刃物を持った男が乗車した想定で、訓練が行われました。訓練には、会津鉄道やJRなどの鉄道会社のほか、警察や消防も参加し、乗客の避難誘導や通報の手順などを確認しました。
犯人役「警察下がれ!」
警察「落ち着け!刃物を捨てろ!」
乗客を避難させた後、通報を受けて駆けつけた警察官が、男を取り押さえました。
警察「確保!確保!」
会津鉄道運輸部・小林泰樹郎部長「訓練を通して、鉄道会社の人たちにも、こういう情報を共有していただいて、安全安定輸送に努めていただきたいと思います」
このほか、脱線した車両を復旧させる訓練も合わせて行われました。参加者は油圧ジャッキを使いながら、車体を持ち上げて、線路に戻す手順などを確認していました。
