福島県西郷村に作られた危険な盛り土について、県は28日、行政代執行により、一部を撤去します。
西郷村真船の住宅近くに作られた危険な盛り土について、県は今年6月、造成した埼玉県の男性2人に対し、災害を防ぐための措置を講ずるよう計画の提出を求めていました。
しかし、男性らから計画の提出はなく、改善の見込みがないことから、県は28日から、盛土規制法に基づき、行政代執行で土砂の一部を撤去することを決めました。
盛土規制法に基づく行政代執行が行われるのは県内では初めてで、内堀知事は、工事にかかる経費としておよそ2億5000万円の補正予算を専決処分しています。










