夏の甲子園を目指す高校野球福島県大会の注目校を紹介するシリーズ、2回目は学法石川です。今年は春のセンバツに33年ぶりに出場を果たし、春夏連続の甲子園出場を狙います。チームの注目は、頼れる2年生コンビです。

「全員で一球に対する思いを込めて、夏大会まで近いので全員でやっていきましょう!」

トレードマークの笑顔を時折見せながら、厳しい練習に励む学法石川ナイン。チームは、この一年で歓喜と悔しさを味わいました。

去年夏の福島県大会決勝。王者聖光学院に対して、10回オモテの時点で4点差をつけ、追い詰めます。しかし、あと1歩のところで甲子園の切符を逃しました。

新チームになった去年秋の東北大会、夏の悔しさを晴らすかのように学法石川は快進撃を見せ、準決勝進出を果たしました。そして、33年ぶりにセンバツの舞台へ。大会は、初戦敗退となりましたが、甲子園の舞台に確かな記憶を残しました。