カラスの巣の撤去数 10年前の倍以上に
実際にカラスの巣による停電がどれくらい発生しているかというと、去年は8件でした。3年連続で増えていますが、過去10年間の平均は5.5件となっています。

一方、東北電力ネットワークが撤去したカラスの巣の数は、去年1年間では1700個を超えていて、10年前と比べると2倍以上に増えています。平均して、毎日5個から6個撤去している計算になり、こうした電力会社の努力があるからこそ、停電がそこまで多くならずに済んでいるのです。

また、カラスは何度も同じ場所に巣を作る習性があるため、撤去する際には再び巣を作られないように専用の器具を設置するなど、日々さまざまな工夫を凝らしているということです。
電柱の上にカラスの巣を見つけた場合、東北電力ネットワークのコールセンター(0120-175-366)まで連絡をしてほしいということです。











