JR福島駅東口の駅前再開発計画をめぐっては、建設費用の高騰を受け、規模の縮小など計画の見直しが進められています。専門家などで作る、福島市のまちづくり検討会は28日の会議で、建設予定の複合施設について、大規模な会議や見本市を開くことができる「コンベンションホール」を核とした複合施設を建設する方針を固めました。

しかし、出席した委員からは厳しい声も聞かれました。
検討会の委員「コンベンションホール自体はただの箱。その中でやるコンテンツが何よりも大切」
また、大学生の委員からは、若者にも馴染みが出るような普段使いが重要だという指摘もありました。
検討会の委員(大学生)「市民にとって開放的な場所であって日常使いもできるような、気軽にふらっと立ち寄れるような機能もあったら良い」
福島市・木幡浩市長「一定の方向性が見えれば、運営に対する議論もより活発になってくると思う」
市では今回の意見を見直し案に取り入れ、駅の東口については、5月をめどに検討会としての意見をまとめる方針です。










