能登半島地震の被災地を応援しようと19日、仙台市中央卸売市場で、石川県などで水揚げされた今が旬の寒ブリの試食会が行われました。

仙台市中央卸売市場に入荷したのは、石川県や富山県で水揚げされた今が旬の寒ブリです。市場では、この寒ブリの消費拡大で能登半島地震で被災した北陸地方を応援しようと試食会も開かれました。関係者らに振る舞われたのは、ブリ大根です。

ブリ大根

試食した人:
「うまいっす。天然の日本海のブリは本当においしい」

19日は、能登などで水揚げされたブリがセリにかけられ、1キロあたりおよそ1000円で取り引きされました。

セリに参加した人:
「地震で被災してますのでなるべく高く買って貢献したい」

金沢の水産会社大口水産株式会社 西蔵正次副部長:
「東北の地で石川の地魚や海産物を食べて頂けることは我々の励みになる」

寒ブリの水揚げは例年以上に好調で、仙台市中央卸売市場では、2月中旬頃まで入荷が見込まれるということです。