震災の復興支援から生まれたブランド羊肉、「南三陸わかめ羊」の革製品が商品化されることになりました。来年度中にバッグや財布などのオリジナルアイテムがお披露目されます。

サマンサタバサ ジャパンリミテッド 米田幸正社長:
「やっぱりこの革を、生命の尊厳としても1枚1枚役立てていきたい」

14日は、宮城県の南三陸町役場で発表会が開かれました。革製品は人気ファッションブランド「サマンサタバサ」と「わかめ羊」を生産するNPO法人、それに南三陸町が協力して開発します。

NPO法人の「さとうみファーム」は震災後、南三陸産ワカメの茎をエサに混ぜ良質な羊肉を生産してきましたが、革は廃棄するしかありませんでした。サマンサタバサが、わかめ羊の良質な革に着目し協働プロジェクトが実現しました。

さとうみファーム 金藤克也代表:
「サマンサさんと一緒に、それを全国で販売出来るような素晴らしい商品を作っていけたらなと」

来年度中にバッグや財布、ポーチなどのオリジナルアイテムがお披露目される予定です。