仙台市内の神社で、古くなった筆や鉛筆に感謝し供養する神事がおよそ40年ぶりに行われました。

宮城野区の榴岡天満宮で行われた「筆まつり」では、境内にある「筆塚」の前で宮司が祈りを捧げたあと、集められた筆や鉛筆あわせて2000本以上のお焚き上げが行われました。神社に祀られている勉強の神様・菅原道真のもとで役目を終えた筆や鉛筆に感謝し供養しようと、およそ40年ぶりに復活しました。

榴岡天満宮 菅野棟之 宮司:「今まで以上に勉強などの道に励むことを祈念して、さらなる技術の向上を図ってもらえれば」

訪れた人たちは、感謝の思いを胸にしながら筆や鉛筆を火に投げ入れていました。この神社では、来年以降もこの神事を続ける予定です。