仙台市の救急搬送困難事案は9月17日までの1週間で115件と前の週に比べて1件増えました。8週連続で100件を超え高止まりが続いています。

救急搬送困難事案は、救急患者の搬送時に医療機関への受け入れ要請を4回以上行い、かつ、現場に30分以上とどまったケースです。

仙台市消防局によりますと、9月17日までの1週間に発生した救急搬送困難事案は115件で、前の週より1件、増えました。100件を超えるのは8週連続で、高止まりが続いています。

このうち、新型コロナ感染が疑われた事例は28件で、前の週より4件減りました。

仙台市消防局は、「救急車の要請や出動件数は依然として多い」としたうえで「マスク着用や手洗いなど感染症対策を続け、症状が軽いうちに近くの医療機関に相談してほしい」と呼びかけています。