外国人の講師を招き県内の高校生と社会の課題について意見交換する特別授業が、17日、仙台市内の高校で行われました。
若林区の仙台二華高校で行われた国際理解の研修会には、県内の高校生およそ80人が参加しました。

中国人講師:
「私の名前は楊会林です。出身は中国の四川省です。二ーハオ」
研修会では、中国やオーストラリア、ケニアなど10か国の講師と共に、SDGsの取り組みや水質の安全性などについて英語や日本語で意見交換しました。
ケニア人講師:
「日本では、どこでも蛇口をひねるときれいな水が出て飲めるというのは本当にいいこと。私の国ではそんなことは一度もありません」
参加した高校生:
「全部の国がそうではないし、そう考えると自分たちがどれだけ幸せかというのが実感できる」

この研修会は、高校生に国際理解を深めてもらおうと毎年、行われています。
参加した高校生:
「国際協力に興味があって(参加した)。向こうの人と協力して国を良くしていくという考え方を持ちながら行動していくことが大切」
高校生たちは、積極的にコミュニケーションを取るなどして、熱心に取り組んでいました。







