6月に行われた体操の全日本種目別選手権のゆかで5連覇を達成した南一輝選手が、母校の仙台大学を表敬訪問しました。

27日午後1時頃、南一輝選手は首から金メダルを下げ、監督らと共に仙台大学を訪れ、朴澤泰治理事長と高橋仁学長に優勝の報告をしました。

南選手は、得意のゆかの決勝で冒頭から難度の高い技を繰り出しG難度の大技「ゴシマ」も決め優勝を果たしました。

更に、今大会では跳馬でも初優勝を果たし、2つの種目を制した南選手は、9月にベルギーで行われる世界選手権の種目別代表と団体戦の代表にも内定しています。

南一輝選手:
「学長・理事長に卒業生として挨拶できたことはうれしい。メダルが取れたらいいなと思っていて、その中で金だったのでちょっとビックリが勝ってる。今年の世界選手権は来年のパリに向けての踏み台、パリに行くための大事な試合なので、今年しっかり団体で貢献して、種目別のゆかで金メダルを取ってパリに繋げたい」

南選手は、このあと8月1日から中国で行われる「世界ユニバーシティゲームズ」、9月の「全日本シニア体操競技選手権大会」などに出場したあと、9月30日からベルギーで行われる「第52回世界体操競技選手権大会」に出場する予定です。