来年夏に開催されるパリオリンピックを目指し宮城の中学生が快挙です。イタリアで開催されたスケートボードのオリンピック代表選考会で仙台市の中学生、赤間凛音選手が初優勝を果たしました。


ローマで行われたスケートボードのパリ五輪代表選考大会。ストリート女子の決勝は、8人中5人が日本勢となりました。ストリートは自由に滑る「ラン」と「ベストトリック」2種目の合計点で争います。パリを目指すライバルたちを押し分け、快進撃を見せたのが仙台市の住吉台中学校3年生の赤間凛音選手。彼女の持ち味は、完成度の高さ。正確な滑りで観客を魅了しランでトップに立ちます。続いて一つの技で勝負するベストトリック。女子では赤間選手だけの大技、バーレーグラインド。高得点で優勝が大きく近づきます。ところが思わぬライバルが。オーストラリアの新星、13歳のコベル。92点台を叩き出しトップに立ち、赤間選手が逆転するにはさらなる高得点が求められます。そのプレッシャーがかかる中、赤間選手、何とラストトリックで高得点をマークし見事再逆転!悲願の国際大会初優勝を果たしました。

