岸田総理とアメリカのバイデン大統領との夕食会で、宮城県名取市でつくられた
ジェラートが振る舞われました。
夕食会から一夜明けた24日、そのジェラート店には大統領も堪能した味を求めて
多くの人で列ができました。
そのジェラート店は名取市内にある「ナチュリノ」です。

県内産の食材などを使ったジェラート18種類やソフトクリームを販売しています。23日開かれた、岸田総理とバイデン大統領の夕食会で、この店のジェラートが振る舞われました。

ことの発端は、5月13日店に入った1本の電話でした。
ナチュリノ 相原友美店長
「外務省の人から連絡があり、実際に何で使用するかは聞けなくて。どきどき、そわそわというか何事だろうという気持ちだった」

バイデン大統領が食べることを知ったのは、夕食会の前日だったということです。
ナチュリノ 相原友美店長
「最初は現実味がなかった。本当に事実だったんだということは、けさのニュースを見て実感した」
24日は、朝から多くの人がこの店を訪れ大統領も堪能したジェラートを食べようと買い求めていました。

客
「バイデンさんが食べたんだって!私も今聞いて」
カップル女性
「バイデン大統領が食べたということで来ました」
カップル男性
「何味を食べたのか気になったのですが、食べたかったお米とティラミスを食べた」
後藤舜キャスター
「(バイデン大統領に)振舞われたのは、ミルクとダブルチョコと抹茶みたい
です。はずれた。予想で食べちゃった」


バイデン大統領は、東日本大震災が起きた2011年に副大統領として、名取市閖上を訪問していました。

ナチュリノ 鈴木知浩代表取締役
「バイデン大統領は、震災後閖上にも来てもらったので、そういった意味では感謝の気持ちを少しは送ることができたのかなと」

バイデン大統領に振る舞われた3種類のジェラートは、1年中、販売されているということです。