「コストがかかりすぎる」

ネクスコ東日本総合企画部総合企画課 青木信一郎課長代理:
「スマートIC制度は、追加ICになので、既存の施設に与える影響とか外側のアクセス道路に与える影響等を総合的に考えて、簡易的な構造で接続されるということがあります」

ネクスコ東日本総合企画部総合企画課 青木信一郎課長代理

菅生ICの上り線は、周りが山になっているんです。スマートICは追加で簡易的にあまりコストをかけずに作ることができる点がメリットです。もしPAを利用できるようにする場合は、山を切り崩す必要や、PAを再び工事する必要があり、コストがかかりすぎます。

そもそも菅生スマートICは、近くにあるスポーツランドSUGOを活用した地域おこしや渋滞の緩和、観光施設などへのアクセスを良くしようと整備されました。

スマートICは、自治体の要望を受けて設置することも多いため、休憩施設に接続することを重視していない場合もあります。

一方、東北道からスマートICで出る場合は菅生PAの利用は可能です。

では、ほかのスマートICはどうなっているのか、県内にあるスマートICについて調べてみました。