仙台市にある東北医科薬科大学で8日、卒業式が行われました。
卒業式には、362人が出席し卒業証書と学位記が授与されました。

高柳元明学長が「東北の地域医療の未来を支えてほしい」とエールを送りました。そして医学部の卒業生を代表して、松川洸子さんが答辞を述べました。
医学部卒業生代表・松川洸子さん(宮城県内の病院で臨床研修予定):
「患者の人生に関わる責任の重みを深く心に刻んだ」

卒業生のうち92人は、医学部が開設された翌年の2017年度に入学した2期生で、「コロナ禍で実習など苦労した経験を将来に役立てたい」と希望を語りました。
卒業生:
「医療のあり方がこの数年が変わったので順応していかないといけない」
「これからも医者になってもみんなで支えあって仲良くできればいいかなと思っています」
「実習で回ってやっぱり産婦人科が良いと、目指そうと」
医学部の卒業生の多くは、来月から宮城をはじめ東北地方の病院で臨床研修を受けながら医師を目指します。







