2月22日は、日付と猫の鳴き声「ニャン、ニャン、ニャン」の語呂合わせで「猫の日」です。これに合わせ、宮城県白石市で、猫の形をしたユニークなこけしが開発され、22日から予約の受付が始まりました。
この「猫形こけし人形プレミアム」は、白石市内で新型こけしを製造、販売する「ゆこけし研究所」が作ったものです。

注文した客から猫の写真を送ってもらい、それを参考に木地に絵付けをします。毛並みは木目を生かして自然な感じに仕上げ、表情や目もリアルに再現しました。

ゆこけし研究所・佐々木義彦さん:「うまく描けた時は、お客様から、『わー、うちの猫ちゃんだ』と喜んでいただいたこともあり、それを私の喜びとして次の作品も作っていきたい」
白石市内には、新型のこけしの工房が最盛期におよそ50軒ありましたが、今は1軒が残るだけです。こうしたなか、佐々木さんは郷土の工芸品を守ろうと、猫の似顔絵を描いたこけしを作りました。この「猫形こけし人形プレミアム」は大きさが3種類があり、価格は6400円から2万6200円で、オンラインストアで予約を受け付けています。







