仙台市若林区の箱堤交差点で国道4号線の渋滞を緩和しようと、2日夜から3日朝にかけて、交差点を立体化するために新たな橋を架ける工事が行われました。

仙台市若林区の箱堤交差点では、2日午後10時、北側から新たな高架橋を架ける工事が始まりました。

この工事は、箱堤交差点を立体化し、国道4号線の渋滞を緩和するためのものです。

高架橋は工事用部材も含めると、全長が100㍍、重さは750トン、1分間に1㍍ほどの速さで交差点の上を移動していきました。

市民:「割と家が近いので、話を聞いて見に行こうという感じで来た」
「いつ出来るのかなと思っていたので、生きてるうちに始まってよかった」

高架橋は、2日午前5時に南側の橋脚に到達し、7時間に及んだ工事は無事終了しました。

仙台河川国道事務所 對馬聡建設監督官:「東北で一番車が走っている道路で作業をしていますので、引き続き緊張感を持って安全に作業に取り組んでいきたい」

橋は舗装工事などが行われたあと、2024年度中に開通する予定です。