宮城県内は2日朝にかけて、広い範囲で雪が降り、路面の凍結や積雪によるスリップ事故が相次ぎました。
冬型の気圧配置や上空の寒気の影響で、県内は2日朝にかけて雪の降った所が多くなりました。午前11時までの最も雪が積もった時間の積雪は、大崎市古川で8センチ、仙台で3センチなど本格的に雪が降り、平地でも雪の積もった所がありました。

午前11時半の気温は、仙台で3.3度などとなっていますが、夜には各地で氷点下まで下がる見込みです。

こうした中、2日午前9時頃、仙台市青葉区国見で、凍結した路面で軽乗用車が横転し、運転していた20代の男性が軽いけがをしました。

県警によりますと、2日、仙台市内では少なくとも50件以上のスリップ事故があったということです。
また、雪や強風の影響で、JR東日本によりますと、東北本線と仙石東北ラインなどは列車の本数を通常の5割から6割に減らして運行しています。








