強い寒気の影響で、宮城県内では25日にかけて厳しい寒さとなる見込みです。こうした中、仙台市内のホームセンターではストーブなど暖房器具が売れていて、24日も寒波に備え防寒グッズを買いに訪れる人の姿が見られました。

仙台市宮城野区にあるダイシン幸町店です。この店では先週末から石油ストーブやファンヒーターなど、暖房器具の売り上げが伸びていると言います。

ダイシン幸町店 三野宮有里副店長:「こちらの商品はコンセントのいらない石油ストーブなんですけど、小さいサイズのものは週末に売れ行きが好調で、本日ラスト1台も完売してしまいました」

他にも車のガラスに張った氷を解かすスプレーや家の窓に貼る防寒シートなどが売れていて、品切れの商品も出ています。

客:Q 10年に一度の寒気とか聞くと・・・
「10年はきくね、10年といわれると…。エアコンも効かなくなってるし(凍結して)ガラス割れるのも嫌だなと思って」

電気料金の値上げも影響してか、カイロや湯たんぽなどを購入し、寒さ対策や節電に努める人も増えていると言います。

客:「電気代も高くなっているので、あすからすごく冷え込むということで母に買って帰ろうかなと思う」

我妻優記者:「こちらは除雪用のスコップなどを売っているコーナーです。ご覧ください、すでに売り切れの商品も出ています」

店によりますと、スコップや融雪剤などは雪が降ってくるとさらに売れ行きが伸びる見込みだということです。