2027年からクロマグロ=本マグロの漁獲枠が、25%拡大される見通しとなりました。全国有数の生マグロの水揚げを誇る宮城県塩釜市でも市場や飲食店から期待の声が上がっています。

鈴木雅人記者:
「生マグロの水揚げの拠点の塩釜、本マグロの漁獲枠が拡大されるということで、市場や飲食店の期待が高まっています」

全国有数の生マグロの水揚げを誇る宮城県塩釜市。2027年から本マグロの漁獲枠が25%増える見通しとなり、市場では、港町を活気づける朗報だと受け止めています。

みなと塩釜魚市場 津田武彦専務:
「主力魚種がマグロですから、25%増えることは大変よいこと。市場だけの問題じゃなくて、ボリュームがあれば関連の業界、1つは水産包材業者、あとは運送業者、あと製氷業者など関連が結構多い。その辺全体が潤ってくる」

漁獲枠拡大の背景にあるのは、本マグロの資源量の回復です。乱獲などの影響で漁獲量は2010年、約1万2000トンまで落ち込みましたが、国際的な厳しい規制によって資源量は回復。

2022年には、約14万4000トンと、過去最多の水準に。いまの規制を続けると右肩上がりに資源量が増える予測です。

流通量が増えることでスーパーなどでも扱いやすくなり、消費者にとっては本マグロを買い求めやすくなりそうです。

塩釜市内の寿司店も物価高騰が続くなか、店側にとってもプラスの影響が大きいと話します。

廻鮮寿司塩釜港 鎌田秀也会長:
「(漁獲)枠が増えることは市場にあがる量が多いということ。その分お客さんに少しでも安く提供できるのはよいこと。我々もよいし、お客さんもよいと思う」

本マグロの漁獲枠拡大については、11月の国際会議で最終決定される見通しです。