「ウサギ」や「ヤギ」が海外に大きな被害

このように台風委員会の加盟国に大きな被害をもたらした台風は、災害の教訓を後世に伝承するため、以後の台風に同じ名称をつけないように要請することができます。このため「ハギビス」は現在は使われておらず、日本がかつて提案した名前も、例えば2024年にベトナムや中国に大きな被害をもたらした台風11号「ヤギ」や、フィリピンに大きな被害をもたらした「ウサギ」などはリストから外され、代わって「トモ」と「ヘビ」が使われることになりました。

この台風のアジア名は、各国になじみのある名前をつけることで、それぞれの文化を尊重したり、人々の防災意識を高めたりするということを目的にしてつけられたものです。気象庁の福田さんは、「日本では台風の番号がかなり受け入れられているので、名前で呼ばれることは少ないが、アジア名から台風情報に関心を持ってもらい、日本に接近する場合には早めに備えてもらえればありがたいと思う」と話しています。

台風のアジア名 全140リスト(気象庁HPより引用)