「水温の壁」を捉える

海洋研究開発機構の調査船「新青丸」は12日、12日間の観測を終え宮城県の塩釜港に寄港しました。丸森町出身で三重大学で気象学を研究する大学院生の天野未空さんは、岩手県沖を往復し、ラジオゾンデと呼ばれる気球を飛ばすなどして海水温と気温の関係を調べました。

三重大学大学院 天野未空さん:
「温かい海と冷たい海がすごく短い距離の間で、具体的には5キロほどの間で2.5度くらい変化するような、いわば『水温の崖』とも言えるような構造をとらえることに成功しました」

観測中はオホーツク海高気圧から冷たく湿った北東の風「やませ」が吹き出していましたが、三陸沖でも宮城側は海水温が高いため、やませの性質にも変化が見られました。