新型コロナの感染者が国内で初確認されてから丸3年が経過したことを受けて、宮城県の村井知事は16日、日本を含めた各国の当初の感染防止対策を振り返り「水際で各国が力を合わせて同時に厳しい水際対策、規制を行うことができていれば、ここまで広がることはなかった」と指摘しました。
村井知事:
「やはり水際で各国が力を合わせて同時に厳しい水際対策を取る、世界が力を合わせて同じような厳しい規制を同時に行うといったことができれば、ここまで広がることはなかったと思う」
16日に行われた記者会見で、この3年間の新型コロナ対応の教訓に言及した宮城県の村井知事。「日本だけでなく先進国全てが当初は手探りで、どういう影響があるのかわからないまま対応した」としながら、水際対策に課題があったと述べこう指摘しました。
村井知事:
「まずは中国が発生源でありましょうから、中国からの渡航を極力防げるようにできれば、ここまで広がることはなかったと思う。これは日本国民であったとしても中国から日本に帰ってくるにはある程度の規制をかける。いろいろ人権の問題もあって難しい問題かもしれないが、結果的にはそのことによって多くの命がなくなるのを防げたのではないかと思う」
その上で村井知事は、「おそらく次に同じようなことが起こった時には相当厳しい対策を取ることになるのではないかと思う」と述べました。







