この地震について専門家は、比較的小規模な地震だったと分析する一方で、数日間は同じレベル以上の地震が続発する可能性があるとして注意を呼びかけています。

東北大学・災害科学国際研究所・遠田晋次・教授:
「4月20日にM7.7と大きい地震が三陸沖で発生した、それに比べると今回の地震は規模も(速報値で)M6.9と地震のエネルギーにすると大体15分の1くらいの大きさ、かなり小さい」

地震のメカニズムに詳しい、東北大学災害科学国際研究所の遠田晋次教授は、今回の地震は、2026年4月に宮城県内で最大震度5弱を観測した三陸沖での地震と比べ、規模が小さく、震源も深かったため津波が発生しなかったと話します。
東北大学・災害科学国際研究所・遠田晋次・教授:
「震源が50キロくらい、非常に深い所であったので、海底と接している。海底の地面の動きが少なかったので津波が発生しない」

今回の震源近くの三陸沖は地震活動が活発で、2025年12月と2026年4月に大規模な地震が発生しています。遠田教授は、今回は小規模な地震にとどまったものの、今後は、三陸沖の地震が起きていなかった場所でさらなる大地震が発生する可能性もあるといいます。
東北大学・災害科学国際研究所・遠田晋次・教授:
「ここが1968年以降にまだずれ動いていないので、半世紀くらいの歪みを蓄積したまま4月の地震が起きた後にこの地域が次の地震、大きな地震を起こすんじゃないかと懸念していたところ」

今回は北海道・三陸沖後発地震注意情報は発表されませんでしたが、25日から数日間は、特に同じレベル以上の地震に注意して備えを徹底してほしいと呼びかけます。
東北大学・災害科学国際研究所・遠田晋次・教授:
「このくらいの規模の地震が起きると同規模くらいの地震は余震という形で続発しやすい。さらに浅い震源の地震が起きると津波が起きるので普段から気象庁の緊急地震速報も、注意深く確認するようにしてもらえれば」








