演奏時に体が思い通りに動かなくなる脳の病気を抱えながら、音楽活動を続ける男性がいます。男性は、6月20日に仙台市内で念願のワンマンライブを開催し、苦難を乗り越えた自身の思いを歌に乗せました。

仙台市太白区の「仙台PIT」で6月20日にライブを開催したのは、市内を拠点に活動するシンガーソングライターの長利和季さんです。

長利さんは、2016年に脳の病気=「局所性ジストニア」を発症し、演奏時に喉や右手の指が思い通りに動かなくなりました。

2年後には、音楽活動が出来なくなるまでに症状が悪化します。

シンガーソングライター・長利和季さん:
「(ライブ中に)ステージ上でごまかせないぐらい症状が出てしまって、そこで演奏をストップして、『実は』っていう形でステージ上で公表した」

しかし、長利さんの音楽への情熱は消えることはなく、長い闘病とリハビリの結果、ライブが開催できるまでに回復。辛い時期を乗り越えた長利さんには観客に伝えたい思いがありました。

シンガーソングライター 長利和季さん:
「例え自分の大切にしているものが失われそうになっても、絶対大丈夫だよっていう気持ちを歌にのせて届けたいなと思います」

観客:
「今までどういう苦労があったかとか、そういうのが、心に響きました」

カラーボトル 竹森マサユキさん:
「人には言えない心の中のモヤモヤとか葛藤っていうものを本当に一つずつすくい上げてくれる、拾ってそこに光を照らしてくれるような、ミュージシャンだと思う。素晴らしいステージでした」

シンガーソングライター 長利和季さん:
「僕自身が一番楽しかったです。皆さんにもこの楽しさが伝わっていたらほんとにうれしいなって思います」

長利さんは、今後も音楽活動を続け、病気についても広く知ってもらいたいと話しています。







