宮城県南三陸町では、鉄鋼加工会社で働くベトナムからの技能実習生4人が、110番通報の仕方を学びました。
10日は、警察が通報のポイントを説明した後、実習生が、休み時間中に車上荒らしの現場を目撃したとの想定で通報し、通訳に状況を伝えました。
技能実習生 コン・タイン・タイさん:
「経験をとりました(得ることができた)。あとで泥棒を見たらすぐ警察に電話します」

県警によりますと、去年1年間で受理した110番の件数は11万8036件で、2021年よりおよそ8000件増えました。新型コロナによる自粛ムードが緩和されたことなどから酒のトラブルなどの通報件数も増えてきたということです。この他に、間違いやいたずらなどが3万3000件あり、警察では、緊急を要する事件・事故への対応の妨げにならないよう適切な110番通報を呼びかけています。