宮城県大和町の造園会社では、正月の縁起物で玄関などに置く門松の製作が急ピッチで進められています。

門松を作っているのは大和町鶴巣の宮澤造園です。

門松づくりは50年ほど前から続けられていて、今年も12月19日から作業が始りました。門松は、「アカマツ」や「ナンテン」それに「モウソウチク」など全て地元で採れた縁起物の材料を用いて職人たちの手作業によってていねい仕上げられています。

宮澤造園 宮澤光夫社長(72):
「ロシアとウクライナの戦争、コロナウイルスもあってこの門松を見ながら穏やかに無事に(新しい年が)来てくれたらいい」



門松は高さが1.8メートルで、12月28日までに例年とほぼ同じ10対をつくり、お祓いした後、仙台市内の神社や地元の企業などに納められることになっています。