夏はエルニーニョ現象発生の可能性
気象庁はこれらの長期予報とは別に、エルニーニョ監視速報という情報を毎月10日頃に発表しています。これは世界規模の気象に大きな影響を与える、南米ペルー沖の太平洋の海面水温についての情報です。この海域の海面水温が平年より高くなることをエルニーニョ現象、平年より低くなることをラニーニャ現象と呼んでいます。2月10日に発表された速報では、現時点ではエルニーニョ現象もラニーニャ現象も発生していない平常の状態とみられ、夏には平常の状態が続く可能性もある(40%)が、エルニーニョ現象が発生する可能性の方がより高くなる(60%)とされています。
気象庁ホームページには、エルニーニョ/ラニーニャ現象発生時の季節ごとの天候の特徴が掲載されていて、それによると、エルニーニョ現象発生時の夏(6~8月)は平均気温が「西日本で低く、東日本・北日本で平年並みか低い傾向」となっています。
東北地方を中心に記録的な冷夏となり、コメが稔らず海外から輸入する事態となった1993年も、春から秋にかけてエルニーニョ現象が発生していました。







