宮城県岩沼市に、より沈殿しやすい汚泥を使って下水処理を効率的に行うことができる実証事業の研究施設が完成し、10日記念式典が開かれました。
研究施設が完成したのは、宮城県岩沼市下野郷の県南浄化センターで、10日は国土交通省などの関係者ら、約30人が出席し、施設の完成を祝いました。2月6日に完成した施設では、現在の下水処理に比べ、より沈殿しやすい汚泥=「好気性グラニュール」を用いた実証研究が行われます。

この汚泥を用いることで、下水処理の効率化や施設の小型化が可能となり、消費電力や維持管理費などを抑えられるということです。

県公営企業管理者・千葉衛さん:
「将来的に流域下水道処理施設での全体としての効率化が図れますし、持続可能な下水道事業が繋がると思っている」
この事業は宮城県が民間事業者の「メタウォーター」などと共同で取り組んでいて、事業費約10億円は国が全額負担します。県などは2026年度までの2年間この技術を検証し、その後6年間研究を続けた後、2033年度以降の活用について判断するということです。







