10月の知事選に出馬して落選した元参院議員の和田政宗氏が、参政党に入党する見通しとなりました。

和田政宗氏「政策作りを参政党の皆さんと行って、国家国民のための政治を行っていこう」

和田氏は3日、都内で神谷代表らと会見を開き、参政党入りを表明しました。

党の政調会長補佐などを務め、自民党への離党届の手続きが完了次第、正式に入党するということです。

国政選挙などの候補者となるかは、現時点では決まっていないと説明しています。

和田氏は10月の知事選で、自民党に所属したまま参政党からの応援を受けて選挙戦を展開し、当選した村井知事におよそ1万6000票差まで迫りました。

先月20日には自民党に離党届を提出していました。

自民党宮城県連 中山耕一会長代理「県連の内部ではびっくりしたという声もあったが、知事選の状態を見て、そういうの(参政党入り)もあるのかなと。個人の考えですから。そういうことを考える方だったんだなと思う次第」

一方、村井知事は3日の会見で「器用な生き方」とコメントし、知事選からの一連の和田氏の行動については「一つの選挙戦術」と評価しています。