10月。球場をのぞくと、秋季キャンプで練習に精を出す村林選手の姿がありました。
「クライマックスシリーズ、日本シリーズで戦うというところを目標に一年間やってきたので、タイトル取れたっていうのはすごく個人的には嬉しいことだとは思うんですけど、悔しいシーズンだったなと思います」
2025年、個人としては、打率.281、144安打、51打点とキャリアハイの数字を残し、シーズン終盤まで首位打者争いを繰り広げ、周囲も驚くほどの結果を残してみせました。

好調の要因は?
「昨シーズンよりはタイミングの取り方を少し変えたりだったり、見えるところでいうと足の上げ方が、去年は大きく足を上げてたんですけど今年に関しては少し小さくしている。コンタクト率っていうのは多少良くなっているのかなとは思います。去年試合に出させてもらって、その中で出た課題に対してしっかりアプローチ出来たというところ、自分のやってきたことが、間違っていなかったというところですかね。そこを段階踏んで、変えずに、明確に取り組めたというところですかね。シーズン中まで」

かつて、2009年に楽天で首位打者を獲得した野球解説者の鉄平さんは村林選手の活躍をこう見ていました。

鉄平さん
「村林選手と話していて一番いいなと思うのは、気持ち、考え方がブレなかったというところかなと思いますね。打席での打ちにいく姿勢・待ち方が年間を通してあまりブレることがなかった。自分も首位打者を取った年はそうだったので。もちろん微調整だとかそういったものはあったんですけど、根本的な考え方はブレなかったですね。そういうところは自分のやってきたこととリンクするのもあって、すごくいいところだなと思いますね」

村林選手
「そこは自分の長所でもあると思うので悪く言えば『頑固』っていうことでもあると思うんですけど、そこはブレずに」

Q:シーズン中、タイトルを期待する声は
「ありました。もう最後の最後にならないとわからないのでそこは、試合に向かってできることをするというところを意識してやっていました。こうしようと思ったところは、自分で決めて、結果が出るまで『辛抱する』っていうところですかね、僕の場合は」

今回のタイトルは、熾烈なレギュラー争いをの果てにつかみ獲ったもの。
周囲に惑わされず辛抱することが試されたシーズンでした。







