「水道」巡り舌戦
7月の参院選の応援演説で仙台に来た参政党の神谷代表は、宮城県が導入している水道事業の「みやぎ型管理運営方式」を巡り「なんで外資に売るんですか」などと発言。これに対し村井知事は事実と異なるとして抗議し舌戦に展開しました。村井知事は公開の場での意見交換を求めましたが、参政党側は応じませんでした。
村井知事は5日の会見で、その後も神谷代表に対し非公開の場で個人的に会ってほしいと依頼したものの応じてもらえなかったことを明かしたうえで次のように述べました。
村井嘉浩知事:
「ずっと無視されてきたので無視しないでほしいという気持ち。あとは正しいことをちゃんと伝えてほしい。今回、分かってほしいなという、それを全てこの舌に集約をした」
村井知事は、水道事業の「みやぎ型」について「コンセッションであって民営化ではない」と強調。神谷代表に対し、認識が誤っていることを今後も伝えていきたいとの考えを示しました。なお、「舌出し」を巡り宮城県にはこれまで、合わせて300件ほどの批判や意見が寄せられているということです。







