宮城県庁で5日、村井嘉浩知事の定例会見が開かれました。村井知事を巡っては、10月26日の知事選挙の代表インタビューで舌を出した行為に対し、疑問や批判の声が上がっていました。舌を出したのは、参政党に関する質問に対し、一通り回答した直後のことでした。

村井嘉浩知事:
「直後に舌を出しました。意図的に出しました。理由は、神谷さん私の気持ちわかってくれるかな?という思いを伝えたかった。侮辱するではなく、心からノーサイドなんですよと」

挨拶では涙をこらえる様子も見せたが、この後の言動が物議を醸すことになった

10月26日に投開票が行われた宮城県知事選挙の代表インタビューでは、参政党の神谷代表が応援した対立候補にも支持が集まったことについて質問が上がりました。これに対し村井知事は「神谷さん一生懸命応援されました。選挙が終わったらノーサイド、野党ではありますが第三の政党ですので、ご相談に行くこともあると思います。機会があればお会いしてお話も聞きたい」と回答。その直後、集まった支援者に目線を向けて舌を出すと、会場からは笑い声が上がりました。

物議を醸した舌出し「神谷さん気持ちをわかって」という意図だったという

村井知事と参政党の神谷代表。2人の因縁は7月に遡ります。