「女子大学」を取り巻く厳しい現実。その課題は…

大学が次々と新たな取り組みを進める背景には、少子化とそれに伴う受験生の減少があります。宮城学院女子大学の過去10年間の志願者数の推移です。

2020年には3000人いた志願者がここ5年間で減少。2025年度には約半分の1500人あまりとなっています。

長谷部 弘・学長:
「私立大学というのは非常に厳しい状況にある。そういった意味では女子大学も一般の男女共学の私立大学も同じように厳しい状況にあって、これまでの古いタイプの教育体制をそのまま持続させていたのでは、学生の要望に応えることができないということになる」

女子大のみならず地方の私立大学は、それぞれの特色を受験生にいかにアピールするかが課題となっているといいます。