宮城県南三陸町では2025年に入り伊勢エビの豊漁が続いていて漁獲量は2024年の10倍を超えています。。町は今後、漁獲制限などのルールを決める方針です。

伊勢エビは、主に三重県や千葉県が産地の高級食材で、ここ数年は南三陸町の志津川湾でも水揚げされるようになっています。町によりますと2025年の伊勢エビの漁獲量は9月末現在2468キロで2024年の194キロの10倍を超える豊漁が続いています。

南三陸町の佐藤仁町長は10月8日の会見で持続的な水揚げのため今後、漁獲制限などのルールが必要だと述べました。

佐藤仁・南三陸町長:
「資源管理、これ以上小さな伊勢エビはリリースするとかしないと来年以降取れなくなる可能性がある。毎年、このように獲れていけば町の産業の活発化につながる」

南三陸町は10月13日週、漁協と協議し伊勢エビの漁獲制限や禁漁期間などを検討することにしています。